2010年9月3日金曜日

新築の家@ケニア

「長谷川さんの家は新築だよ!」
調整員のIさんの言葉に、初め「やった~!」と答えたのですが、

「うん、新築っていうか、まだ今造ってるとこなんだけどね。」
「え・・・。」

という会話をしたのは7月の初め。
任地訪問の時に家をチェックした時には、建物の外枠と部屋とキッチンはあったものの、ドアも窓もなく、
オーナーは、
「あなたの部屋だけ特別、急ピッチで仕上げてるからね。ハクナマタタ!(問題ない!)」

”これは、来てすぐ入居は無理だろう”と覚悟はしてました。

先月18日にナロク入りして一番、驚きの事実が発覚!
なんと、私が見たあの部屋は、既に誰かに売られており、私の部屋は右隣の部屋に変わっていました。
(階段が赤く塗られている方が私の部屋だった)

そこまでは、さすがに想像してなかった~
上司の説明によると、右隣の部屋の方が準備が進んでたから・・・と言うけど・・・部屋はまさに工事現場。
オーナーは、
「5日後の月曜日には、仕上げるからね~。ンゴジャ、キドゴ!(ちょっと待ってね)」

”絶対に5日じゃ無理やろ!!!”
と心の中で叫びつつ、数週間のホテル暮らしを覚悟しました。

と言っても、プレッシャーをかけて焦らせないと物事が進んでいかないということで、
以来ホテルに住みながら、毎日のように現場へ足を運び、進み具合をチェック。
約束の月曜日には、職場から5人も同僚を連れて見に行きました。
予想通り、部屋は未だ工事現場状態。
オーナー「停電で何もできない。」

・・・という日々が続き、遂に2週間。

やっとやっと、出来上がった!
木くず鉄くずだらけだった部屋も門番さんが掃除してくれたらしい。
一応、床のタイルが見えるようになっていました。(笑)

Iさん曰く、日本の『新築』と違い、ケニアの新築=誰も住んだことがない=色々な不具合がある
ということらしい。
今週は、このことを痛感した1週間となりました。

まず、蛇口はあるけど水は出ない。
カーテン用のワイヤーがない。(約束では付けてくれることになっていた)
モスキートネット用の釘がない。
トイレが流れない。
窓が閉まらない。
などなど・・・

これら降りかかってくる様々な問題たちを、何とかFIXしていくのですが、
なにせ、オーナーに話しても「OK!ハクナマタタ!」の連続で
何も進んでいかないので、直接大工さんに覚えたてのスワヒリ語で説明し、
なんとかかんとか、今日ある程度落ち着きました。

水は結局、水道局からの水がストップしてるとかなんとかで
しばらくは蛇口から水が出ることはなさそうです・・・^-^;
今のところ、コンパウンド内にある唯一水のでる蛇口から、20Lタンクに水を入れ部屋まで運んで使っています。
電気が問題なく来ているのはありがたい!

本日やっと付けることができたモスキートネット♪
ぐっすり寝れそうです。

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