Sachikoの青年海外協力隊☆活動記録☆ ケニアで森林保全の仕事をします。 2ヶ月間の二本松訓練、ケニアの首都ナイロビでのスワヒリ語訓練を終え、任地のナロクにて活動中!
2010年7月12日月曜日
ナイロビナショナルパーク
国立公園大国、ケニア。
世界の色々な国に国立公園はあるけど、
首都にあるナショナルパークは
ここ、「ナイロビナショナルパーク」だけだとか。
今日は、なんと朝5時半起きで、早朝サファリに行ってきました!
朝日が本当に美しい!!
さすが、ケニアだな~と思うのは、
私たちが住んでいる市街地から30分そこら車で走れば
もうそこは、『ザ・サファリ』の世界・・・
広い広いサバンナの向こうにナイロビの高層ビルが霞んで見える。
ケニア国内では歴史的に一番古く1946年に設立されたらしい。
もちろん他のナショナルパークと比べると、とても小さいんだけど、
それでもめちゃくちゃ広いし、色んな動物がすんでいるのです。
まずは、シカの仲間たち☆
シマウマも見ました~♪♪
美しい白黒。自然にどうしてこんなにシマシマなんだろう~
朝焼けにアカシアの木が映える!
そして、色とりどりの鳥たち・・・
そして、ダチョウ。
初めて、動物園以外でその姿を見た5年前、その優雅な姿に感動した。
雄大な大地を優雅に闊歩する黒いダチョウはオス。
今日は、そんなダチョウの『愛の物語』を見させてもらうことができました。
私たちの目の前で、求愛のダンスを始めたオスに、一回り小さな茶色のメスが近づきかけた・・・
が、遠くから別のオスの姿が!!
どう見ても、向こうの方が身体がでかいっ
一時動きが止まったように睨み合う(ように見えた)
そして、小さなオスは去って行ったのでした。
ちょっと可愛そう~(;_;)
その後、大きなオスはメスに近寄りLOVE♪って感じ。
ダチョウの世界も色々あるもんだな~
二匹のバックにナイロビの街が映るあたりが、
NNP(ナイロビナショナルパーク)ならでは!
うっとりしていると・・・ドライバーさんが叫ぶ。
「サイだ!」
え?どこどこ?
私たちには到底見ることのできない遠くのサイを、
このガタガタ道を運転しながら見つけることができるなんて、
なんて視力!
目を凝らすと、本当に小さな黒い岩のようなサイの親子が見えた!
NNP名物(?)クロサイだ。
今日は結構ツイてるみたい♪
バッファロー(水牛)の群れにも出会った。
雄々しいイメージとは裏腹に、白いアマサギを背中に乗せて、なんだか可愛い。
アマサギはバッファローの周りに飛ぶハエを食べてくれる、いわば『お掃除屋さん』なんだって。
その時、一羽の鷲が現れた。
と、同時に、アマサギが空へ舞い上がった!!!
青空一面に白、白、白、
幻想的な瞬間だった。
さて、あとはキリンもみたいね~なんて行ってたら
いるいる、茂みに3本ニョキニョキと顔が出ている。
ドライバーさんもキリンに向かって車を走らせようと・・・
その時、無線が鳴った。
事態急変。
今まで、ポレポレと走っていたサファリか―が猛スピードで走りだした。
「え、キリンは~?」
「あ、バッファローがいるよ、止まってよ~」
と口ぐちに言う私たちを無視して、ドライバーさんは真剣な顔で車を飛ばす。
どうも、すごいものが見れるみたい。。。
そう、ケニアと言えば、
ライオン
情報を聞きつけたサファリカーが集まってくる。
間に合った。
メスのライオン2頭、私たちには目もくれず、
目の前の草原を悠々と歩いていた。
引きしまった身体が朝日を浴びて光っている。威厳があるなぁ。
本当に今日はラッキー♪♪
ライオンは、特にこのNNPではなかなか見ることができないと言われている。
5年前、アンボセリNPに行った時も、ライオンは遠くの茂みにチラリと見えたか見えなかったか
という感じだった。
と、そこへ、オスも登場!?
遠く草原を歩く、孤高の王ライオン。
しかも、なんとなんと、こちらに近づいてくるよ。
きゃ~~~~♪ すごいっ(>▽<)
百獣の王ライオンは、私たちを一瞥すると
その歩みを一歩も止めることなく、サファリカーの前を横切って
茂みの中へ消えていった。
「はぁ~~~~~~」
すごい迫力。
一瞬の沈黙の後、
ドライバー兼ガイドさんが 「じゃ、キリンいきましょ~!」
と上手な日本語で言ったので
思わず笑ってしまった。
キリンは本当に可愛い。
じっと見つめあっていると、本当にこの世の生き物なんだろうか・・・と疑ってしまう。
可愛い♪としか言いようがない。
(あ、さりげなく告白するけど、
ここに載せてる写真は、写真の上手な他の隊員仲間たちからもらった物です。
私のカメラは早々にバッテリー切れ(笑))
ちゅっ♪
キリンと一緒に記念撮影☆
ナイロビ市街地を臨むナショナルパーク、恐るべし!
夢のような3時間が過ぎ、あっという間にコンクリートの世界へ帰ってきた。
ここに生活している人々のほとんどが、
このナショナルパークには足を踏み入れることはないと言う。
この素晴らし自然が破壊されず守られるために、
そして、ケニアという国の経済発展のために、
ナショナルパークは役立つと思う。
(色々と問題はあるんだろうけど…)
でも『野生動物は観光資源、観光客のためのもの。』だけでは、もったいない。
もっともっとたくさんのケニア人に、
自分の国の素晴らしい自然に触れる機会が開かれたら良いなぁと思う。
5年前に働いていたスラムに今も住んでいる友達が
あのライオンを見たら、きっと私と同じように感動する。
その感動する顔をいつか見たい。
とてもとても楽しいサファリでした♪
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「幸子写真超うまい!!」と数々の写真に超感激\(◎o◎)/行った気になってブログをよんでいたら…そういう訳だったのね(笑)日本では絶対に見られない絶景☆☆☆3時間じゃぁ足りないぐらいだったね!
返信削除あたしも生サファリを見たい(>_<)と思ったけど、画像で見られるだけでも贅沢なのかもね…自分の国にあるのに見られないなんて…複雑(:_;)いつかもっともっと多くのケニアの人がこのかけがえのない大自然…国の宝を見られる時がくるのかなぁ…きたらイイね(*^^)v
そうなの(^-^)書かないでおこうかと思ったけど、正直者なのでつい…(笑)
返信削除天気も最高で、動物もたくさん見れて、本当にラッキーだったよ!
確かに画像や映像で見れるということだけでも、ケニアの貧しい人々にとっては叶えられないことな場合もあるんだよね…私の力だけではどうにもならないことだけど、ケニアの人々に、大自然という国の宝に実際に触れるということの大切さを少しでも伝えられたらと思います(^▽^)
幸子、ケニアでも元気そうで何より!!
返信削除ビルのシルエットを背景にしたダチョウ・・・何だか不思議な感じがしちゃう。そういう場所なんだね、ナイロビ。
幸子の言葉は様子も思いもよく伝わるな~と思います!
これからのケニアレポートも楽しみにしてるね!