2011年10月26日水曜日

誰と働くか

この頃、いきなり忙しくなってきた。
8月に赴任した新しい同僚(上司)Okeroさんが、とてもアクティブな良い人で
一気に私のやる気も上昇↑↑
まだ若いのに、部長補佐になるだけある!!

やっぱり、誰と働くかって大切だなぁ~

この前無茶を言われた「環境教育のポスター」も、久しぶりに徹夜を続けて
数日で完成させたわりには良いのが出来上がった。
小さな街ナロクには、もちろん大きなA1サイズをプリントできる機械なんて無いので
プリントアウトするためだけに、ナイロビへ出張。
紙を探し周ってナイロビ中を歩き、1日がかりでヘトヘトだったけど、完成品を見て、
「何かが出来上がるっていいな」と感じた。
ちなみに、紙1枚125シル、カラープリント1枚1000シル、ラミネート1枚500シル。

何が嬉しかったって、今回、職場からの出張ということで、初めて、交通費と費用がちゃんと支給された事。
Okeroさんは、この職場(お役所)へ引っ張られて来る前は会社で働いていたらしく、お金や時間・期限について、ケニア人とは思えないほどしっかりしている。今まで、立て替えた交通費のレシートを出しても返ってくることが無かった(もしくは書類が途中で止まってる!?)のに、今回は、出張に行く前に全ての現金(7000シル)を用意してくれた!!

職場から事前に現金が貰えるということの凄さは、同じ協力隊仲間なら分かってくれると思う。

さらに、交通費と実費にプラスして、他の職員が必ず貰う食費代も計算してくれた。日本では、食費代なんかは自分で払うのが普通だが、給料が決して高くないケニアでは、食費代や出張手当のようなお金がが払われる。

実は、この「手当」というのが曲者で、ケニアの発展の妨げになっている部分もある。なぜかというと、出張だけならまだしも、会議に出席したり各主トレーニングに参加したりしても「手当」が貰えるのが通例化してるので、「お金をもらえないなら会議やトレーニングに参加しない!」と平然と言う人々がたくさんいて、今月はお金が無いから会議を開けず活動がストップするとか、お金目当てにトレーニングに参加して何も学ばずに帰る人が続出とか、意味不明な状況もしばしば発生するのだ。

なので、いつもは実費以外の「手当」に対して否定的な私だけど、一方で、確かに今回ナイロビ出張で、食費その他諸々にナロクでは絶対に使わないような金額のお金が1日だけで飛んで行ったのは事実。その分までまさか補てんしてもらえるとは思っていなかっただけに、なんか職員の一員として扱ってもらったような気がして、ちょっと嬉しかった。


全カラ―、ラミネートで5枚仕上げました!

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