ほとんどの小学校には玄関や廊下が無い。外の壁にポスターを貼れば雨と風にやられて1週間ももたないだろう。そこで、政府などから配られたポスター達は、こぞって狭い職員室に貼られることになり、何が何だか分からない状況になっている。しかも、子ども達の目には留まることがない。
私がモデルスクールにしているオロルルンガ小学校には、かろうじて外に設置された掲示板があるが、ある時そこに私がカラ―で作ったポスターを貼ろうとしたら、先生達が「ココはダメ」と言う。
「こんな所にこんな綺麗なポスター貼ったら、盗まれちゃうよ。」
先生達によると、夕方に近所の子ども達が目ざとく持って行くという。うーん、そう言われてしまうと、環境教育のポスターや掲示物を作った所で、子ども達の目に入らない棚の奥底にしまわれてしまうのがオチだ。
盗まれずに、子ども達の目にいつも留まるもの・・・
「壁画だ!」
と思った。
友達Marcyの子どもが通う幼稚園の壁 |
看板や宣伝として使われるのだ。
コカコーラやネスカフェ、サファリコム、洗剤やセメント、コンドームまで色んな会社のロゴや商品が建物の壁全体に描かれる。
「赤いコカコーラの建物だから、コーラが売ってるんかな?」と思ったら、お店は美容院だったり、驚くことに民家だったりもする。
お肌のことを毎日考えてしまいそう |
壁画なら、盗まれないし、インパクトも大きいし、子ども達ばかりかコミュニティの人達にも見てもらえるし、雨風で簡単に風化しない。
タクシーの中から必死に撮った壁画 |
さて、どんな壁画になったのか・・・
次の記事で紹介します~♪
(字を大きくしてみました。こっちのほうが読みやすい?)
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